犬と暮らす二世帯 電気の配線が進んでいます。

2016年02月16日

  • 犬と暮らす二世帯の現場では、電気の配線も進んでいます。
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    スイッチやコンセントのためのボックス位置の確認や調整も進み、
    現場ではそれぞれの場所への配線工事が進んでいます。

    設計時にコンセントなどの弱電プロットや照明計画の図面を作り、
    現場では引き込み位置から盤への経路、盤から各端子へのルートやCD管ルートなど確認していきます。

    一般的に床下や天井裏を使っていくことが多いのですが、
    ワンちゃんの生活を考え、玄関や中庭の床段差を小さくするため1階の床レベルを土台より低く設定していることや、
    天井を高くするため梁を表しとすることもあり、限られたスペースのどこに通していくか、
    現場で場所ごとに電気屋さんとも打ち合わせをしながら進めています。

    周辺土台より床を下げているため1階の床下地の水平を作るのが難しく、
    出来てしまえばその苦労は見えなくなるのですが、大工さんに頑張ってもらった床下地も進み、
    出来上がりに近い目線でいろんな場所が見えるようになってきました。

    というのも先週のことで、一週間は早いもので火曜日の今日は午後から定例。
    また懸案だった箇所の宿題や新たな打ち合わせメモを持って、現場に行ってきます。

    これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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    基礎廻りの断熱と下地。出来上がると見えなくなりますが、大引きと根太を組んで作っています。

  • 音楽を楽しむ家 建て方がありました。

    2016年02月9日

    先週末、音楽を楽しむ家の建て方がありました。
    身軽に、あっという間に組み泡がっていきます。

    前日に土台を敷き込み、土曜日の朝から建て方作業が始まりました。

    今回の建て方は、材料や重機の設置のため前面道路を使用させていただいての作業で、
    犬と暮らす二世帯でお世話になっている大工さんも加わり、
    手際良く大きなフレームが組みあがる様子は、見ているだけでもワクワクするのですがですが、
    順に柱や梁を組んでいって、棟上げまでが一日で無事に完了。

    屋根の勾配が急なので、この先の野地板を貼るまでの作業は大変そうですが、
    2階の天井の高さや屋視界はとても気持ちがよくもあり。

    週末には検討中の要望事項について、お施主さんとの打ち合わせもあり、
    現場もどんどん目に見えて進んでいくので、しっかり監理をしていきたいと思います。

    音楽を楽しむ家のこれまでの過程はこちらから >>音楽を楽しむ家

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    斜めの材も表しで見えてくる予定です。

    犬と暮らす二世帯 電気とサッシ

    2016年01月29日

    犬と暮らす二世帯の現場では、アルミサッシが入ってきています。
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    まだ下地の調整をしているので取り付けてはいませんが、まずはそれぞれの場所に運びこまれたものを見て、
    サイズやガラスの種類を確認。

    取り付ける場所や軒のぶつかる場所の納まりなど、いくつかの調整の必要な部分について、
    監督さんと大工さんと、打ち合わせをしながら進めています。

    電気についても、先週のうちにプロット図に合わせてボックス付けが進んでいて、
    週末にお施主さんにもご確認いただいた箇所や新たな要望についてを現場で打ち合わせたり。

    たまに見え方を悩む箇所もあり宿題としてもらったりもするのですが、
    この先配線工事へと進んで、壁を閉じていくので、現場の勢いに合わせて進めていくことが必要となっています。

    これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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    新しく建てるのだから、出来るだけスムーズな動線となるように心がけて場所を決めています。

    犬と暮らす二世帯 下地工事が進んでいます。

    2016年01月22日

    犬と暮らす二世帯では、下地工事が進んでいます。
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    壁の下地やサッシを取り付けるための下地など、現場では工事が進み、全体がイメージしやすくなってきています。

    先日の定例では、現在の作業の確認や一部下地の修正を確認したり、電気質疑に関するやりとりなど、
    それぞれの場所を回りながら、懸案となっている事項や確認の必要なこと等についての打ち合わせをしたり、
    変更に関するやり取りなど。

    この住宅では、構造体の中に細かな造作を作るのではなく、ほぼすべてを大工工事として作るように計画しているので、
    必要に応じて大工さんも交えて打ち合わせをしていくことで、出来上がっていく予定です。

    まだまだ風通しの良すぎる現場で、今週の雪の後は屋根やテラスに溜まった雪も全部おろしをしたそうですが、
    外の足元には大きな雪の塊がまだたくさん。。
    まだ1月で、気候についてはどの季節の工事であっても、暑いか寒い時期があるものですが、
    まだまだ外の作業も続くので、雨や雪の少ない、なるべく寒すぎない日が続いてほしいなあと思うものです。

    週末にはお施主さんと電気の位置チェックの打ち合わせを行い、内部の配線準備へと進んでいきます。

    これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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    2階ではテラスの下地も進み、床の勾配も見えてきました。この上に合板を貼って防水へと進みます。

    音楽を楽しむ家 基礎の配筋検査を行いました。

    2016年01月13日

    昨日と今日は、音楽を楽しむ家の現場に行ってきました。
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    擁壁工事も順調に進み、工事は本体部分の基礎工事に入っています。

    年末に基礎の墨出し確認(位置確認)を行い、昨日は構造事務所の担当者とともに、配筋検査。
    検査では、配筋は綺麗で検査としても特に問題無しでしたが、一部排水管の逃げ位置を修正し、
    今日はその修正の確認と、アンカー位置の確認をしてきました。

    この先は型枠を固めて基礎を打設し、上棟へと進んでいく予定です。

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    今回の計画地は、横浜に多くみられる急勾配の傾斜地を雛段状に造成した宅地で、
    周囲の道路と宅地との高低差が大きく、既存の駐車スペースも無い敷地であったため、
    擁壁工事を如何に少なく、かつ建物にアクセスしやすく(出来れば雨にぬれずに)駐車場を計画するかが、
    課題の一つでした。

    そこで敷地の北東部分(前面道路と敷地との高低差が最も小さい)部分からアプローチをとり、
    斜路状の駐車スペースを設ける計画とすることで、単純に敷地の掘削量を減らし、結果として擁壁を少なくしています。

    高低差が大きい部分は、当初は大矢石+コンクートブロックの擁壁で囲われていて、高低差は2.8Mほど。
    大矢石の擁壁部分は状態が良かったので再利用も可能でしたが、
    その上に乗った既存のコンクリートブロック部分は、行政に相談したところ擁壁としての使用は認められず。

    であれば、大胆に掘削工事を行い、コンクリートブロック分の敷地を下げてしまえば良さそうですが、
    そこは傾斜地ですので隣地との間や道路との間に新たな高低差が出来てしまい、擁壁が逆に増えてしまったりします。
    それに何より、ひな壇敷地、且つ角地の眺望と抜けの良さを気に入って購入された土地ですので、
    敷地を下げることはしたくない。

    そこで、大矢石の擁壁は再利用して、その上部から45度以下の角度で法面を作り、
    新設の擁壁を極力少なくするという計画としています。

    敷地の南と東の2面に法面を作るので、建物を建てられるスペースが小さくなりますが、
    今回の計画ではコンパクトに設置する1階に、開放的な大空間である2階を乗せる形とすることで、
    敷地に負担のかかるような無理をしない配置を実現する計画となっています。

    そして大きく張り出した2階ボリュームが駐車スペースの庇にもなり、
    車から雨に濡れずに玄関へアクセスすることを可能にする予定です。

    まだまだ基礎部分のみなので全体のボリューム感は見えていませんが、
    この先の建て方へと進み、フレームが見えてくることが楽しみとなっています。

    これまでの設計・監理の過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

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    道路からの高低差の高いあたりの基礎も確認。アンカーもしっかり入っています。

    犬と暮ら二世帯 中間検査がありました。

    2016年01月8日

    昨日は犬と暮らす二世帯住宅の現場で、中間検査がありました。
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    中間検査というのは、まさに工事の途中に行う検査のことで、
    一定規模以下の木造2階建て住宅の場合は対象外となっていることが多いのですが、
    横浜市の場合は確認申請対象部分の棟単位での延べ面積が50㎡以上と規模基準が小さく、
    床面積50㎡以上のこの住宅も該当するので、年末に申請を行い、検査を受けました。

    検査のタイミングは全軸組緊結完了時で、外壁の下地などの施工は進んでいて良いのですが、
    柱を固定するホールダウン金物や筋交い金物など、すべての金物が見える状態で行います。

    今回は中間検査と同時に、施工会社から申請する住宅瑕疵担保履行法に基づく保険、
    住宅瑕疵担保責任保険の検査も行われました。

    検査は神奈川県の民間検査機関ですが、今回は住宅瑕疵担保責任保険の検査も同じ機関で行っており、
    同じ検査員の方がそれぞれの立場でチェックをしていかれました。

    中間検査では建物の境界からの距離や基礎の高さ、それぞれの場所の階高などいろんな箇所の寸法を測ったり、
    金物の場所と強度を確認したり、細かくチェックしていかれましたが、
    申請図書の通りにきちんと作っているので問題なく無事合格。

    瑕疵担保の検査では、雨仕舞の納まりや基礎の通気の考え方や仕上げの種類など、
    雑談も含めながらですがいろいろ説明を行い、こちらも無事に完了。

    検査と並行して、この日はまんぼうからお願いしている構造事務所の方にも見てもらっていたのですが、
    とにかく集中してすべてを再確認した一日となりました。

    中間検査の後は監督さんとこの日から入っていた設備屋さんと、配管ルートや器具の確認、
    今後の段取りや納まりなどについても打ち合わせをして帰りました。

    上棟すると一気に細かな話が多くなってくるのですが、
    現場のスピードに合わせてしっかり確認していこうと思います。

    これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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    設備は床下に隠れる配管工事から。明るくて気持ちの良い中庭に向かって洗面台が出来る予定です。

    犬と暮らす二世帯 上棟式を行いました。

    2015年12月17日

    工事の進む犬と暮らす二世帯住宅の上棟を祝い、上棟式を行いました。
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    月曜日から始まった建て方は火曜日も続き、荷揚げは重機を使いましたが組み上げは大工さんによる手作業で、
    まだ締め固める前で、目視でわかるほど揺れるフレームの上を歩く姿はいつもハラハラしてしまうのですが、
    安定したバランスで移動し、重いはずの梁材もするすると持ち上げられて、次々と組みあがっていきます。

    今回、この現場を担当してくださる大工さんとお手伝いの方も含めて総勢6人で作業を進めていて、
    それほど言葉は交わさずとも息の合った作業で出来ていく様子は、見ていても飽きないものですが、
    作業の邪魔にならないよう、監督さんと確認したり打ち合わせをしているうちに、ほぼ全体が組みあがっていました。

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    今は空き地になっている隣地から全景が見えるのですが、12帖ほどの中庭を中心に、
    それぞれL字型のテラス(資材を置いているところです)と、2階部分とでぐるっと囲み、
    1階、2階とも、お子さんとワンちゃんたちもぐるぐる走れるコースにもなる予定です。

    この日は暗くなる前にお施主さんたちも到着され、一緒に現場に入って見てもらったのですが、
    図面だけではなかなか実感できなかった部分を体感して喜んでいただくのは、私達もとても嬉しくなるものです。

    今回はまだ足元が安定していないので2階はご案内していませんが、
    見晴らしが良すぎるほどの環境に、開放しつつもプライバシーを守るためのバランスなどは、
    この先もう少し見え方も確認していきながら、進めていく予定です。

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    この後の上棟式では、お施主さんご家族と棟梁でお米と塩とお酒を用いて四隅をお清めしてまわり、
    子現場に関わる皆さんと一緒に、上棟を祝して乾杯。

    お施主さんご一家のご厚意で、現場の皆さんと一緒に歓談の場をご用意いただいたのですが、
    お施主さんと現場で実際に作業している方々との顔を合わせての交流はそれほど機会が無いもので、
    みなさん少し緊張しがちでしたが、棟梁の「心を込めて作っていきます。」との力強い言葉がとても印象的な、
    お互いを知る良い機会になりました。

    これから寒い中での作業となっていきますが、皆さま、引き続きよろしくお願い致します。

    これまでの設計過程はコチラから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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    上棟式に先立ち、一番高いところに幣束(ヘイグシ)を設置。この後は天井裏に納める予定です。

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    お清め後は皆で上棟を祝して乾杯。現場へのとても多くのお心遣い、ありがとうございます。

    犬と暮らす二世帯 建て方が始まっています。

    2015年12月15日

    犬と暮らす二世帯の建て方が始まりました。
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    工程の調整と手配関係で少し時間がかかっておりましたが、
    週末から土台を敷き込み、昨日より建て方作業が始まっています。

    前面道路の状況や建屋の規模から検討して、今回の建て方作業は2日に分けて、
    昨日は大工さんの手作業で柱と梁を順に組んでいき、今日からは重機が入っての建て方。

    解体後、更地の広い状態に見慣れていたので、柱が立ち始める姿だけでもワクワクしてきますが、
    建て方の後にはお施主さんとの上棟式を行い、ここからは目に見えてどんどん進んでいく予定です。

    横浜市の場合は全金物緊結時の中間検査が義務付けられているので、そちらの手続きも進めつつ、
    しっかり監理をしていきたいと思います。

    これまでの設計の過程はコチラから >>犬と暮らす二世帯住宅

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    1階のリビングから中庭方向。南と西のボリュームは平屋なので、気持ちよく空が見える予定です。

    犬と暮らす二世帯 基礎の配筋検査を行いました。

    2015年11月10日

    昨日は犬と暮らす二世帯の現場に行ってきました。
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    少しプロジェクトの更新が空いてしまいましたが、犬と暮らす二世帯住宅では先月の終わりに地盤改良の確認を行い、
    その後根切りから配筋へと進んでいて、昨日は配筋が完成したとのことで、基礎部の配筋検査に行ってきました。

    今回の建物は2階建てですが、南側のボリュームはほぼ平屋ということもあり、比較的シンプルな配筋で、
    鉄筋屋さんも自信ありというだけあって、とても綺麗に出来ていました。

    検査はまんぼうとしての検査と、今回もお願いしている構造事務所の検査に、
    施工会社から依頼する瑕疵担保保険のための第三者による検査、と3つの検査が並行して行われたのですが、
    どれも問題なく、順調に確認は終了。

    一部、設備のためのスリーブ施工などを行い、来週から基礎のコンクリート打ちを行い、
    その翌週には建て方、と進んでいく予定です。

    昨日は偶然にも同じタイミングでお施主さんご一家が見に来られたので進捗の話などをして、
    監督さんと今後の予定を打ち合わせて、事務所に戻ってからは構造材のプレカット図のチェックバック。

    と、昨日は他のプロジェクトがあまり混在しない、穏やかな日でした。

    とはいえ、建て方が始まれば現場はどんどん進んでいくものですし、
    設計が進んでいた音楽室のある家の現場も、同じ工務店にお世話になり無事にスタートすることになったので、
    気を抜かず、集中していこうと思います。

    これまでの設計の過程はコチラから >>犬と暮らす二世帯住宅

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    構造事務所の配筋検査。普段は電話やメールのやり取りが多いので、ちょっと久しぶりに顔を合わせました。

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    2週間ほどの前には地盤改良の杭工事をしていたのですが、こうして見比べると現場がすすんでいるのがよくわかります。

    続・キッチンに集う家 追加リフォームが完成しました。

    2015年07月1日

    続・キッチンに集う家として進めていたリフォーム工事が完成しました。
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    完成したところから使っていただきながら工事を進めていたので、全部揃ってお引き渡し、という形ではないのですが、
    一通り完成したので最後の確認として、本日海老沢工務店さんとお伺いしてきました。

    前回記事以降に取り付けたのは、子供のロフトの手すりや下の作業スペースと玄関側の収納の扉、キッチン対面下の収納棚に、
    ロフトへの照明器具やテレビコンセントの移動を含めた配線工事など。

    ロフトへ上がるハシゴは計画していた壁付けのタラップを止めて、今回は付けずにお気に入りを探すことにしましたが、
    手すりは上る時に体重をかけることを考慮して、合板を貫通させたボルトでがっちり留めています。

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    ロフト下の収納を兼ねた作業スペースは通路幅を60センチ、根太下で天井高さ1メートル45センチとしたのですが、
    このこもり感がお子さんにも好評で、気が付くとここで本を読んでいたりするそうです。
    (この足元は養生シートが残っていますが、床は前回リフォームで貼った黒の磁器質タイルでひんやりしています)

    写真では見えませんが、子供机側との幅から生まれたデッドスペースを使って差し込む形で、
    幅80センチ、高さ1.4メートルの大量のCDを収納するための収納ラックも制作。
    使える場所は残すことなく、全て収納として使えるようにしました。

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    ミシンのための場所は、通常のミシンやロックミシン、どちらもストレスなく使える大きさを確保し、
    目の前と足元には、糸や布を収納できるように、棚もしっかり造作。配線のためのカウンターへの穴あけもしています。

    また、集中できるだけでなく、やはりこの場所へも空気の流れは作りたいので、正面には開けられる子扉も設置。

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    この家では前回リフォームで作ったキッチンと浴室も小窓で繋がっているのですが、
    今回のロフトと寝室、作業スペースと寝室など、いろんな場所を少しずつ繋げておくことで、
    風通しや家族の会話のできる場所を作っています。

    今回のリフォームでは、これまでに気に入っている雰囲気や広さ感を崩すことなく、限られた広さの中に、
    子供と奥様のための場所と、たくさんのものを収める場所を作るか、ということが大きな課題だったのですが、
    扉もすべて同じOSB合板で作ることで、これまでのイメージと連続した箱に、すべてが納まる形となり、
    Yさんご一家にもとても気に入っていただき、私たちも嬉しい限りです。

    というか、どこからが新しいのかわからないほど、あっという間に生活に馴染ませているYさんはさすがなのですが、
    電気屋さんや監督さんも、毎回ここで奥様とご一緒する時間を楽しみにしていた、という楽しい現場でした。

    そして、自分が設計したのですが、いろんなものが納まり明るくなっていく住まいを見ていたらなんだか羨ましく、
    我が家の手つかずになっている場所もちょっといろいろ改装しようかな、、という欲も湧いてきたり(笑)。

    住まいの更新にはきっかけも大事と思うので、この勢いを大切に、またいろいろ計画してみようと思います。

    これまでの様子はコチラから>> キッチンに集う家

    前回リフォームについてはコチラから>>目黒Y:好きなモノに囲まれ友と家族とキッチンに集う生活

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    扉がどこにあるかわかりますか?中は家族のための大きな収納、ファミリークローゼットになっています。

    続・キッチンに集う家 子供の場所も出来てきました。

    2015年06月17日

    子供の場所を作るリフォームの現場では、生活になじみながら進んでいます。
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    住まいながらのリフォームということもあり、出来た場所には物を移動したり、使ってもらいながら進めているのですが、
    今日はお子さんの場所にいろんな本や作品も納まってきて、なんとも賑やかに楽しそうな場所になっていました。

    机の正面に使ったOSB材も良いアクセントになり(天板と側面はシナ合板)、新しいけどこれまでにもあったような、
    なんだか自然に、これまでの造作になじんでいます。

    リビングやキッチン廻りの造作、建具工事等がこれからのため、中身はまだ最終形ではないのですが、
    お子さんの机の奥にあるスペースに奥様のミシンが無事納まっていたり、背面収納にもいろんなものがずらりと並び、
    これまでの広さ感や抜け具合を損なうことなくいろんな場所が出来てきて、なんだかちょっと一安心。

    まだ照明器具の取り付け手すり、キッチン廻りにも作り付ける棚などがありますが、
    あと少し、完成に向けて進んでいます。

    これまでの様子はコチラから>> キッチンに集う家

    前回リフォームについてはコチラから>>目黒Y:好きなモノに囲まれ友と家族とキッチンに集う生活

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    ロフトは天井高さ1.1m弱で、広さは4帖。奥の少しか囲まれた部分が息子さんの寝る場所になる予定です。

    続・キッチンに集う家 ロフトも出来てきました。

    2015年06月10日

    昨日は子供の場所を作るリフォームの現場に。
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    先週の打ち合わせの後、大工さんが作り始めたのですが、早いもので大枠は組みあがり、
    内部の棚や机、通気用の窓など、着々と工事は進んでいます。

    住まいながらの工事なので、作業範囲だけシートで囲って進めているのですが、
    それでも合板を切る時には粉が舞うもので、監督さん、お施主さんと一緒に少し喉がイガイガしてしまったり。。

    ほぼずっと家にいらっしゃる奥様には、さらにいろいろご不便なところもあると思うのですが、
    「子供と一緒に出来ていくのを楽しんでいます。」と言ってくださる奥様との時間はとても心地よく、
    打ち合わせなのかただのお喋りなのか、ついつい監督さんと長居をしてしまうこともしばしば。

    なんてこともありながらも、ロフトの手すりの位置、ロフトに上がるためのタラップの設置場所など、
    昨日は実物を見ながらお施主さんにも確認いただき、最終調整をしながら進めています。

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    お子さんの机コーナーもほぼ完成。奥行きは身体の小さい時でも届くように550として上部に棚を取り付け、幅は1100に設定。
    本やランドセルは左横の棚に置けるようになっています。

    あとは内部の棚の作り込みや建具、電気工事と進んで、今月の日にちを残すくらいで出来上がる予定です。

    これまでの様子はコチラから>> キッチンに集う家

    前回リフォームについてはコチラから>>目黒Y:好きなモノに囲まれ友と家族とキッチンに集う生活

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    工事で使っているクリップ付きの作業用照明。お施主さんのイメージに近く、これも検討中です。