音楽を楽しむ家 取材がありました。

2017年04月14日

週末は、音楽を楽しむ家の取材がありました。
Exif_JPEG_PICTURE

当日はあいにくの雨の日となりましたが、ご夫妻に快くお引き受けくださり取材がスタート。

完成してまもなく1年が経つタイミングで、これまでにも何度かお伺いさせていただいているのですが、
ご家族の暮らしや住まいのことなど、いろいろお話ししていただきました。

キッチンから家じゅうが見渡せるいろんな場所をもつ住まいなのですが、
キッチンやたたみコーナーにリビング、家事コーナーや黒板壁に至るまで、
ご家族の趣味の物が置かれ楽しまれている様子は、私たちとしても見ていて嬉しくなります。

この家には、ご夫妻の共通の趣味である音楽を楽しむための音楽室もあり、
いろんな場所がリビングに繋がるようになっているのですが、
ご家族の皆さんにご協力いただいて、さりげないシーンもいろいろ撮影してもらいました。

その後は少しお時間を頂き、追加で進めている外構工事の打ち合わせ。

家族の時間を楽しく過ごせる場所として作った住まいでお子さんもすくすく大きくなり、
またこれからもいろいろ変わっていくであろう様子が、私たちもとても楽しみになっています。

記事が掲載されましたらまた紹介しますので、どうぞお楽しみに。

Iさん、お休みの中ご協力いただき、どうもありがとうございました。

これまでの過程はこちらから >> 音楽を楽しむ家

170414_04
「今までのしごと」へも、近日公開を目指します。

音楽を楽しむ家 こちらもあと少しです。

2016年06月7日

音楽を楽しむ家もあと少しのところまで進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

足場が外れた後、完了検査、施主検査も無事に終わり、
今週末の引き渡しに向けて進んでいます。

この週末は施主施工することになった、マグネット塗料+黒板塗料塗りも行い、
まんぼうも微力ながらお手伝いをさせていただいて、こちらも無事に完成。

施主施工の範囲ということで、施工会社の方々はその場に居つつも当初は見守ってくださっておりましたが、
やはりいろいろ気になってしまうものか(笑)いつしか参加してくださってました。

今後は一部手直し、調整工事、クリーニング等が入り、引渡しです。

初めてお会いした時から1年半ほどの間にはお子さんも大きくなり、
いろんな場所を走りまわったり楽しんでくれるのが、とても楽しみになっています。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
1階は白と黒のシンプルなつくりで、玄関の土間には白玉砂利を埋め込んでいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
キッチン廻り。大きな窓の上から持ち出したアングルの先には、吊り照明が取りつきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
左の黒枠サッシの中が家族の共通の趣味の場の音楽室。天井の高いリビングからお互いが見える場所にあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
左の壁が黒板壁。合板の上に塗っているので木目が浮き出る壁になっています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
三角屋根の中はロフトになっていて、上からもいろんなところに繋がっています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
今回の照明器具は埋め込み以外はすべて、お施主さんセレクトの施主支給。統一感のある素敵な器具が入っています。

音楽を楽しむ家 こちらも仕上げが進んでいます。

2016年05月13日

音楽を楽しむ家の現場も、内外の仕上げが進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

犬と暮らす二世帯住宅と竣工時期が近いため、こちらも少し慌ただしくなっていますが、
下地となるボードと合板貼りや作り付け家具、外壁の吹付仕上げが進み、
今回はブロック積みのキッチンの脚部や外部も含め、仕上がりのイメージがずいぶんと見えてきています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回はお施主さんのイメージもあり、縦の目地を通す芋目地ではなく馬目地で、
表しのところでは表面の目の細かい化粧ブロックを使用し、化粧積みとしています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ダイニング側から手元が見えにくいようにブロックを立ち上げ、一番上にはスチールのプレートを設置。
キッチン側には加工中のステンレス天板が載る予定です。

この段階まで進むと現場で決定しなければいけないことはずいぶんと減ってきましたが、
こちらも気を抜かず。集中していこうと思います。

これまでの設計・監理の過程はコチラから。 >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
家族の趣味の場となる音楽室。外部側は2重サッシとしています。

音楽を楽しむ家 設備工事が進んでいます。

2016年03月24日

音楽を楽しむ家では、設備の準備が進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

サッシの取り付けや屋根の施工と並行して、内部では電気の配線や設備の配管など、設備工事が進行しています。

今週の定例では、監督さんとともに、主に電気設備屋さんと板金屋さんとの打ち合わせがありました。

器具の位置や配線ルートは設計時の図面でも指定しているのですが、
現場では壁下地や配線作業の効率などの理由で、それぞれの箇所で微調整の相談があるため、
意匠的な意図を崩さないように、1ヶ所ずつ一緒に確認をして、慎重に検討しています。

板金屋さんとの打ち合わせは外観に直接影響する部分なので、まずは見え方の対するこちらの設計意図を伝え、
その上で、細部の納まりをスケッチなどを描きながら打ち合わせをしていきます。
また、板金工事は建物の止水性能に関わる大事な部分でもあるので、見た目の意匠だけを重視するのではなく、
板金屋さんの経験による話も伺いながら、適宜納まりを検討。

まだ階段が無いので上下の移動はハシゴや外の足場ですが、
そんな感じで、こちらの現場でも建物の中をあちこち移動しながら打ち合わせをしています。

音楽を楽しむ家のこれまでの過程はこちらから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
窓から入る日差しが気持ちよく、サッシの取り付けも進み、室内は心地よく温かい場所になっています。

音楽を楽しむ家 施主確認がありました。

2016年03月11日

音楽を楽しむ家では、週末に施主確認がありました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

普段もお施主さんの都合に合わせて休日に足を運んでいただいたりすることはあるのですが、
週末にはお施主さんと監督さんと、電気スイッチやコンセント位置の確認を行いました。

まずは図面で決めた場所に配線の下準備としてのボックスが着いているので、
それぞれの場所に移動しながら、全体のイメージと合わせてスイッチやコンセントの位置を確認。
普段はなかなか現場の中をゆっくりは見られないこともあり、
今回はお子さんは預けられてお二人でじっくりと、いろんな場所をしっかり見ていただき、満足頂きひと一安心。

また現場では、大工さんの下地工事、電気の下準備と屋根の下地作りも進んでいるので、
定例の時には屋根の上にも上がって施工状況も確認しています。

今回の屋根は勾配がきついので施工用の足場を張り巡らしてあるのですが、
そうはいっても登ると滑りそうになるのはなかなか足がすくむもので。。
怪我などして現場に迷惑をかけることの無いよう、気を付けながら見ていこうと思います。

音楽を楽しむ家のこれまでの過程はこちらから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
すべりにくい素材の上に立ってはいるのですが、この位置、結構怖いです(苦笑)。

音楽を楽しむ家 下地工事が進んでいます。

2016年03月3日

音楽を楽しむ家の下地工事が進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

先日、横浜市で定められている中間検査も無事に終わり、現場は下地作りが目に見えてどんどん進んでいます。
内部の壁も見えてきて、それぞれの場所の広さ感やイメージなど、
見るたびに変わっているのは楽しくもありつつ、諸々の確認を少し急がねばという気持ちもあり。

今週の定例では、電気に関する配線ルート等の確認や、板金でも納め方などを中心とした打ち合わせと、
大工工事の下地と合わせて今後の作業の確認など。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

現場の打ち合わせは、資材を机替わりに図面を囲むこともありますが、
実際の取り合いや納め方、ルートの確認等は、図面で立体的に考えるよりもその場所を見ながら測りながら、
というのが一番話は早く進むので、スムーズに現場を進めるためにも定例の場はとても重要です。

とはいえ、現場に多く出ていると、事務所での集中できる作業時間を見つけるために焦ることもあり。
どちらを優先というものでもないので、それは自分の中で調整してやりくりするしかないのですが、
現場の進捗に少し先廻りできるよう、気を引き締めていこうと思います。

音楽を楽しむ家のこれまでの過程はこちらから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
トップライトも入り、気持ちの良い光の入る場所が出来てきました。

音楽を楽しむ家  構造金物の設置が進んでいます。

2016年02月22日

音楽を楽しむ家では、構造金物の取り付けが進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

建て方で全体のフレームを組み上げた後、屋根の下地も兼ねた表しとするツーバイ材の取り付けも進み、
屋根合板の敷設、全体の金物の取り付け、締め込みと、どんどん現場が進んでいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
2階からの抜け感が良く、幸いにも良いお天気が続いたこともあり、気持ちの良い景色が広がっているのですが、
工事の壁貼りが進んでいくと、もう少し見える景色も変わってきます。
もちろん、完成した時に気持ちの良い空間が広がることを計画して作っているので大丈夫なのですが、
この形で間違いがないか、いつも気になる瞬間で、
最終の窓の高さなど、少しやり取りをしながら進めています。

今週には、横浜市では全金物緊結時に義務付けられている検査機関の中間検査も行い、
電気や設備の下準備などへと進んでいく予定です。

音楽を楽しむ家のこれまでの過程はこちらから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
引き抜き力のかかるところに設置するホールダウン金物。設計通りに入っていることを確認しました。

音楽を楽しむ家 建て方がありました。

2016年02月9日

先週末、音楽を楽しむ家の建て方がありました。
身軽に、あっという間に組み泡がっていきます。

前日に土台を敷き込み、土曜日の朝から建て方作業が始まりました。

今回の建て方は、材料や重機の設置のため前面道路を使用させていただいての作業で、
犬と暮らす二世帯でお世話になっている大工さんも加わり、
手際良く大きなフレームが組みあがる様子は、見ているだけでもワクワクするのですがですが、
順に柱や梁を組んでいって、棟上げまでが一日で無事に完了。

屋根の勾配が急なので、この先の野地板を貼るまでの作業は大変そうですが、
2階の天井の高さや屋視界はとても気持ちがよくもあり。

週末には検討中の要望事項について、お施主さんとの打ち合わせもあり、
現場もどんどん目に見えて進んでいくので、しっかり監理をしていきたいと思います。

音楽を楽しむ家のこれまでの過程はこちらから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
斜めの材も表しで見えてくる予定です。

音楽を楽しむ家 基礎の配筋検査を行いました。

2016年01月13日

昨日と今日は、音楽を楽しむ家の現場に行ってきました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

擁壁工事も順調に進み、工事は本体部分の基礎工事に入っています。

年末に基礎の墨出し確認(位置確認)を行い、昨日は構造事務所の担当者とともに、配筋検査。
検査では、配筋は綺麗で検査としても特に問題無しでしたが、一部排水管の逃げ位置を修正し、
今日はその修正の確認と、アンカー位置の確認をしてきました。

この先は型枠を固めて基礎を打設し、上棟へと進んでいく予定です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回の計画地は、横浜に多くみられる急勾配の傾斜地を雛段状に造成した宅地で、
周囲の道路と宅地との高低差が大きく、既存の駐車スペースも無い敷地であったため、
擁壁工事を如何に少なく、かつ建物にアクセスしやすく(出来れば雨にぬれずに)駐車場を計画するかが、
課題の一つでした。

そこで敷地の北東部分(前面道路と敷地との高低差が最も小さい)部分からアプローチをとり、
斜路状の駐車スペースを設ける計画とすることで、単純に敷地の掘削量を減らし、結果として擁壁を少なくしています。

高低差が大きい部分は、当初は大矢石+コンクートブロックの擁壁で囲われていて、高低差は2.8Mほど。
大矢石の擁壁部分は状態が良かったので再利用も可能でしたが、
その上に乗った既存のコンクリートブロック部分は、行政に相談したところ擁壁としての使用は認められず。

であれば、大胆に掘削工事を行い、コンクリートブロック分の敷地を下げてしまえば良さそうですが、
そこは傾斜地ですので隣地との間や道路との間に新たな高低差が出来てしまい、擁壁が逆に増えてしまったりします。
それに何より、ひな壇敷地、且つ角地の眺望と抜けの良さを気に入って購入された土地ですので、
敷地を下げることはしたくない。

そこで、大矢石の擁壁は再利用して、その上部から45度以下の角度で法面を作り、
新設の擁壁を極力少なくするという計画としています。

敷地の南と東の2面に法面を作るので、建物を建てられるスペースが小さくなりますが、
今回の計画ではコンパクトに設置する1階に、開放的な大空間である2階を乗せる形とすることで、
敷地に負担のかかるような無理をしない配置を実現する計画となっています。

そして大きく張り出した2階ボリュームが駐車スペースの庇にもなり、
車から雨に濡れずに玄関へアクセスすることを可能にする予定です。

まだまだ基礎部分のみなので全体のボリューム感は見えていませんが、
この先の建て方へと進み、フレームが見えてくることが楽しみとなっています。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
道路からの高低差の高いあたりの基礎も確認。アンカーもしっかり入っています。

音楽を楽しむ家 擁壁から作っています。

2015年12月16日

音楽を楽しむ家の現場が始まっています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

先月に地盤改良も無事終わり、擁壁工事がスタート。
傾斜地にあり、隣地との敷地にも高低差があるため、隣地側の擁壁と、敷地の周囲を固めるための擁壁を作っています。

擁壁と建物の構造は繋がないのですが、建物の載る敷地の土圧を受ける大事な部分となるので、
土の中に埋まる部分や立ち上がりの配筋も確認。
今回の敷地では隣地側の構造体が境界線ギリギリまで建っているのですが、
この部分は縁が切れるように、間にスタイロフォームを挟んでコンクリートを打設します。

年内の作業工程は現在調整中ですが、現在建て方へ向けてのプレカット図のやり取りも進み、
擁壁が終わったら基礎工事を行い、こちらも上屋へと移行していきます。

この見晴らしの良い環境で、現場が進んでいくのがとても楽しみになっています。

これまでの過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
擁壁では配筋や敷地内の位置などをしっかりチェック。ここも大事な段階の一つです。

音楽を楽しむ家 地鎮祭を行いました。

2015年11月17日

この週末は、音楽を楽しむ家の地鎮祭がありました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

天気予報では週末だけがお天気が崩れる予報でしたが、地鎮祭の始まる11時頃には雨もほぼ上がり、
ご夫妻とお子さん皆さん揃っての、地鎮祭を行いました。

この敷地は傾斜地の途中の擁壁の上にあり、お隣が公園という立地条件もあり、日当たりも見晴らしも抜群。
その環境を最大限に楽しむべく、生活の主体を2階に持ち上げているため、1階の地縄の型はコンパクトですが、
開放感のあるオウチ型の2階ボリュームが載る、ちょっと不思議なバランスの住まいになる予定です。

今回の地鎮祭では、建物の形として地縄を張ったほぼ中央に祭壇を組み、
四方祓いの後、鎌(カマ)を使って草を刈り、鋤(スキ)で土を盛り(今回鍬が無い形式でした)、
関係者全員が玉串を捧げ、最後に皆でお神酒をいただき、無事に終了しました。

地鎮祭は何度も経験していても慣れることが無く、気持ちが改めて引き締まる場でもあり、
この時に感じる気持ちを忘れずしっかり進めていこうと思います。

ここのところ、具体的な項目というより全般に工事費が上がっていることをひしひしと感じていて、
今回も実施設計後の見積もり調整でかなりの時間をいただくこととなってしまいましたが、
お施主さんにも施工会社にもご協力いただき、家族で音楽を楽しみたい、というコンセプトを実現する家を作ります。

関係者の皆様、改めましてよろしくお願い致します。

これまでの過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

Exif_JPEG_PICTURE
道路より高いレベルにあるため、とても見晴らしの良い気持ちのいい敷地です。※解体時の写真です。

音楽を楽しむ家 図渡しを行いました。

2015年09月2日

先週は音楽を楽しむ家の図渡しを行いました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

構造部分での調整に少し時間がかかっていましたが、コツコツと進めていた実施設計の図面がまとまり、
今回は3社に図面を渡し、本見積もりを依頼しました。

家族で音楽を楽しみたい、というコンセプトは変わらず、将来的な音響設備のための対応計画や、
効率の良い家事動線、家族の距離などの内部の作り込みと、建物の形状や高さなどの調整に時間をいただき、
当初のスケジュールよりも少し後ろにずらさせてもらっての図渡しとなりました。

意匠図、構造図、電気設備図、機械設備図など、今回の図面はA3サイズで合計80枚ほど。

その後も、少し追加の詳細図などをまとめていましたが、無事に残りの資料や図面も渡し、
今月の中旬には見積もりが出てくる予定で、いくつかの質疑に回答したり、
確認申請の準備や、地盤調査など、この間にできることから進めています。

この見積もりが出てくるまでの間はちょっとドキドキするのですが、少しだけ肩の力を抜ける時間でもあるので、
今のうちにできる見直をしたり、いろんな資料を引っ張り出して雑多になっている事務所内を片付けたりしておこうと思います。

これまでの過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

1 / 212