海の近くに行ってきました。

2012年12月14日

先日、現在準備中の敷地の現調(現場調査)のため、海の近くに行ってきました。

私が生まれ育ったところは、瀬戸内海に面する四国の一番北に出っ張った今治というところで、
最近タオルが有名ですが、ちょっと行くと海というか漁船やフェリーがたくさんある港があり、
家族と魚市場に行ったり釣りをしたり、高速船で祖父母の家のある伯方島に遊びに行ったり、
普段の生活でも海岸線を通ることが多く、海や船があるのが当たり前の風景でした。

地元を離れてしまった今ではなかなか足を運ぶ機会がなく、しかもなぜか最近は山派なのですが、
今でも海を見るといろんな懐かしい感覚を思い出します。

でも不思議なもので、そんなに嗅覚が鋭いわけでもないし海は繋がっているはずなのに、
私の記憶にある瀬戸内海と太平洋は匂いが違うような気がして、どうもそこだけは繋がりません。
見た目の波の具合や砂の色も違うので、単なる思い込みなのかも知れませんが。

となんとなく思い出話を書きましたが、
海に惹かれて土地を決めたご夫妻のために、この地ならではの生活を提案したいと思ってます。

猫と子供と暮らす家、中間検査がありました。

2012年12月13日

横浜市に建つ猫と子供と暮らす家の、中間検査がありました。

中間検査というのは、まさに工事の途中に行う検査のことで、
一定規模以下の木造2階建て住宅の場合は対象外となっていることが多いのですが、
横浜市の場合は確認申請対象部分の棟単位での延べ面積が50㎡以上と規模基準が小さく、
床面積50㎡以上のこの住宅は該当するので、検査を受けました。

検査のタイミングは全軸組緊結完了時で、外壁の下地や防水シートの施工は進んでいて良いのですが、
内側からすべての金物が見える状態のこのタイミングで申請して行います。

それと、こちらは施工会社から申請するのですが、
住宅瑕疵担保履行法に基づく保険、住宅瑕疵担保責任保険の検査も行われました。

検査は神奈川県の民間検査機関ですが、今回は住宅瑕疵担保責任保険の検査も同じ機関で、
合わせて行われました。

検査の内容はいろんな箇所の寸法を測ったり、金物の場所を確認したり、
細かくチェックしていかれましたが、図面通りきちんと作っているので問題なく無事完了。

中間検査の後は監督さんと今後の段取りや納まりなど打ち合わせをして帰りました。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 猫と子供と暮らす家

「nina’s 1月号」目黒Y 掲載のお知らせ

2012年12月10日

「nina’s 1月号」に目黒Yが掲載されています。

子供が伸びる、大人はくつろぐ素敵なおうちにする方法の特集で、
リノベでぶち抜き1LDKに変えた住まいとして紹介されています。

このお宅はスケルトンからのリフォーム(リノベ)で、大きなキッチンと水廻りだけを作り、
大きなワンルームを家具で仕切ることを提案した住まいで、基本は見せる収納なのですが、
センスの良いご夫妻の素敵な暮らしに、なんだかいつも訪問することが楽しくなります。

その他にも、キッチンと浴室が繋がる小窓があったり、洗面の鏡が全身鏡になったりと、
一見ラフなリフォームに見えますが、細かな工夫を盛り込んだところも紹介いただいています。

他にも参考になる住まいがいろいろ出ていますので、よろしければ手に取ってみてくださいね。

詳しい紹介はコチラ>>
目黒Y:好きなモノに囲まれ友と家族とキッチンに集う生活

中庭を囲む二世帯、地盤改良から始めています。

2012年12月6日

中庭を囲む二世帯住宅の工事が始まっています。

地鎮祭のあと、少し調整に時間がかかりましたが、敷地内への工事用電気や給水の引き込み、
周囲の仮囲いも完了し、地盤改良から開始しています。

ここで採用しているのは世田谷Iと同じ、地盤改良は柱状改良といわれるもので、
先端に羽の付いたような機械を土の中に穴を開けながらねじ込み、
その先端からセメントミルクと言われる固化剤を出しつつ、羽を逆回転させながら引き抜くことで、
土の中に周囲の土と練り合わせたコンクリート柱を作る工法です。

一番奥から初めてどんどん手前に移動してきて、重機が敷地外に出て完了です。

こちらも寒い時期の工事になりますが、みなさまよろしくお願い致します。

猫と子供と暮らす家の木工事が進んでいます。

2012年12月4日

先日上棟した猫と子供と暮らす家の木工事が、着々と進んでいます。

上棟後は、屋根の下地となる野地板を敷き、室内の壁へと進んでいきます。
まずは下地となる部分ですが、柱の間に構造用合板を張って耐力壁を作り、全体に固めていきます。

野地板の下に見えている垂木(たるき)は、今回は屋根の納まりから、2×8(ツーバイエイト)という、
少し大きめの材を使用していますが、間に断熱材を充てんし、天井を貼ると見えなくなります。

現場では、壁ができてきたことで、内部の広さや明りの入り方なども体感できるようになってきました。
この先は、サッシ、外部の防水シート貼り、と進んでいく予定です。

◆お知らせ◆
ここの現場では、家づくりをご検討中の方を対象とした構造見学会も行っています。
まだしばらくは構造フレームも見える状態でのご案内が可能ですので、
ご興味がありましたらお問い合わせください。 >>お問い合わせ

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 猫と子供と暮らす家

鎌倉Nの取材がありました。

2012年12月3日

昨日は犬と子供と暮らす自然エネルギーを活かした住まい・鎌倉Nの取材がありました。

今回はコストバランスをテーマとした本の取材で、さまざまな箇所の写真撮影を含め、
家づくりを始めるきっかけから実際の設計、見積もりと調整したこと、現場でのことなど、
少し懐かしくなる感覚を味わいながら、いろんな話をさせていただきました。

撮影では随所に子供たちとワンちゃんが登場するのですが、今回は私たちの息子も参加し、
どこまでも繋がる大きな大空間の中で、自然といろんな場所での遊びを楽しむ様子を見ることができ、
とても楽しい時間となりました。

上の写真は大空間の中でも自分の時間を過ごせる場所として作ったファミリーリビングで、
取材で1階のダイニングで大人たちが話をしている間、子供たちは自由にこの場所にも集い、
仕切りのない大きな空間の中で、お互いが安心して別の時間を過ごすことができる場所を大切にする、
という趣旨通りの展開に、なんとも嬉しい限りです。

Nさんご一家の皆さま、長時間の取材に快くお付き合いくださり、ありがとうございました。

薪ストーブの温められた空気で、2階も気持ちの良い場所となっていました。

現場打ち合わせに行ってきました。

2012年11月28日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場打ち合わせに行ってきました。

私たちが担当しているのはインフィル設計といわれる担当住戸の内部の設計で、
メールでも情報は確認していましたが、かなり立ち上がってきているのを見て、実は焦りました。。

いろいろチェックしなければいけない施工図を少々ストック気味なのですが、
関係者の皆さんに無駄な手間をかけないよう、早めに戻していきたいと思います。

寒い中の工事ですが、みなさまよろしくお願いいたします。

クリスマスツリーを出しました。

2012年11月27日

週末にクリスマスツリーを出しました。

少し早いような気もしますが、ちょっとだけしか飾らないのはなんだかもったいないので、
最近では1か月ほど前には出すようにしています。

とはいっても、私たち大人にプレゼントが届かないことは知っているのですが、
ツリーがあるだけでなんとなく嬉しい気分になれるもので、不思議というか単純なものです。

今年はこれから始まるプロジェクトや年末年始と続く建築家展なども加わり、
なんだかこれまで以上に忙しい師走になりそうですが、焦らずきちんと進めていきたいと思います。

企画中の本の打ち合わせを行いました。

2012年11月23日

昨日は建築家仲間の事務所にお邪魔し、企画中の本に関する打ち合わせを行いました。

まだまだスタートしたばかりの話ですが、普段はあまり関わることのない企画からの参加で、
大変そうではありますが、楽しいこともたくさんありそうでワクワクしています。

まずはどこに行きたいか、雪の群馬もいいし久しぶりの岡山も美味しそうだし道中温泉も?なんて、
実はちょっと頭の中では脱線取材企画もしつつもありますが、
どのページもじっくり見返したくなるような、そんな本を目指したいと思っています。

これは最後に話題になった穴あけパンチ。

折り派とガイド派で意見が分かれたのですが、私はガイド派。
ただ、ずれているのに気づかないことも多いので、適当派かもしれませんが。。

猫と子供と暮らす家の上棟式を行いました。

2012年11月21日

昨日は猫と子供と暮らす家の上棟を祝い、上棟式を行いました。

上棟式は、建て主側から棟梁や大工さんたちへの感謝の気持ちを表す意味で行うもので、
建て主ご夫妻と現場の棟梁・大工さん、監督を含めた施工会社の方々と、まんぼうで行いました。

今回は略式として、お施主さんが用意されたお米と塩とお酒を使って皆で四隅を清めて回り、
施主、設計者、監督(施工会社)と皆が挨拶をし、しばしの歓談ののち、手締めで終了しました。

現場では、上棟式を行わないから仕事の手を抜く、なんてことはありませんが、
実際に家を作ってくださる方々に一番最初にきちんと挨拶をし、感謝の気持ちを表すことで、
お互いに顔の見える関係ができ、皆がさらに気持ちよくいい仕事ができるように思います。

これから寒い時期の工事になりますが、皆様、引き続きよろしくお願いいたします。

棟飾りの取り付けは大工さんと監督さんで。今回は屋根が少し複雑なので中央に取り付けました。

川面の見える家の図渡しを行いました。

2012年11月20日

実施設計を進めていた川面の見える家の、図渡しを行いました。

図渡しとは、本見積りを取るための図面や必要な資料一式を渡すことですが、ただ渡すだけでなく、
見積もりに含む工事の条件や注意すべきところ、意図が伝わりにくいかも?と思うところなども含めて、
説明を行います。

今回は概算と同じ3社に見積もりをお願いしたので、建物の概略や場所などは伝わっていますが、
実施設計時に、仕様を追加したり、細かい仕上げや品番、考え方など変更している部分も多くあり、
見積もりで間違い探しになってしまいそうなあたりや、具体的な工期中心に説明をしています。

渡す図面は、私たちが描く建築意匠図、電気設備、機械設備図と構造事務所にお願いしている構造図、
それに、今回は別途制作をお願いしているスチールサッシやホームシアターの図面、仕様書が加わり、
かなりのボリュームになります。

見積もりが出そろうのはほぼ3週間後。

この見積りで出てきた金額から調整を経て依頼する施工会社を選定し、最終金額で工事契約となるので、
とても大事な期間なのですが、気持ちの上ではとりあえずひと段落。

追加で作る図面や申請の準備もありますが、
ちょっとだけ一息ついて、また気を引き締めていこうと思います。

猫と子供と暮らす家 構造見学会を行います。

2012年11月19日

猫と子供と暮らす家では、今日から建て方が始まっています。

まずは土台と足元の金物が先行し、あらかじめ工場でプレカットされた材が組み立てられていきます。

今回の構造ではSE構法を採用しているため、柱にはあらかじめ金物も取り付けられており、
スリット加工された梁を上から落とし込み、金物を通して固定し、組み上げられていきました。

屋根は太陽光パネルを載せるため、南に向かって傾斜しているのですが、
これは猫のヒロがまったりする2階中央のテラスに、光を取り込みやすくするための形状でもあるのです。

◆猫と子供と暮らす家の構造見学会を、下記の日程で行うことになりました。

11/23(金・祝)~25(日)   11:00~16:00
12/1(土)   11:00~16:00

場所は、横浜市保土ヶ谷区永田北 JR 東海道本線・横須賀線 保土ヶ谷駅より徒歩18分。

家づくりを検討されている方、まんぼうの家づくりやSE構法などにご興味がありましたら、
どうぞお気軽にお越し下さい。

※予約制となりますので、事前にお問い合わせ下さい。
折り返し、詳しい案内図をお送りします。>>お問い合わせ

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 猫と子供と暮らす家