工房併設住宅 条件確認に行ってきました。

2016年10月6日

先日、新しく始まる工房併設住宅の条件確認に行ってきました。
161006_01

計画地は埼玉県上尾市にあり、あらかたの条件はお施主さんからも受け取っているのですが、
もう一度、関係窓口をまわり、条件設定の確認と、申請に必要な書類について、
確認しておくべき事柄についてなどを、市役所の都市計画課、建築安全課、道路課に確認してきました。

今回は地区計画地域になっているため、基準法上の基準だけでなく、
地区計画で定める基準が適用となり、より条件は厳しくなっています。

現在の上下水道の配管状況の確認については、
少し離れたところにある上下水道部に移動し、引き込み管の管径と、排水について確認。
今回は排水本管からの取り出し口がないため工事が必要となりますが、
上尾市の場合、排水本管からの取り出しについては公費で負担してもらえるため、
その申請に必要な書類を受け取ってきました。

それと、今回の敷地は区画整理による仮換地扱いとなっていたため、
今度は駅の反対側にある土地区画整理組合にも確認へ。

仮換地の場合、区画整理法により確認申請の前に、
「土地区画整理法第76条第1項による建築行為等の許可申請」を提出する必要があるのですが、
今回の敷地は区画整理が完了し、仮換地も終わったタイミングのため、申請は不要とのことを確認。

これで正確な条件での設計に入ることができます。

とにかくたくさん歩いた一日となりましたが、最後に土地区画整理組合は敷地に近い現地も改めて確認。
近くの通りから全景がよく見える立地なので、条件を生かした計画とすべく検討中です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
マットの敷いてあるところが今回の敷地。恵まれた立地を生かした計画を考え中です。

テラスを最大限に楽しむ家 根切を行っています。

2016年09月21日

テラスを最大限に楽しむ家では、先週から根切工事が始まっています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

既存の石積み擁壁の上に新たな擁壁を作る計画のため、通常の基礎より少し深めに掘るのですが、
ここのところの雨続きで土がかなり柔らかくなっているので、重機と手作業で慎重に掘り進めています。

先週は掘って見えてきた既存擁壁の底部分の状況を現場で確認し、
監督と基礎屋さんと、型枠の固定方法など、擁壁の作り方について現場で打ち合わせを行い、
作り方の調整を検討しています。

場所によりレベルを変えているので、根切底レベルは施工図で事前にチェックをしていますが、
現在一番深いところは900ミリほどになるので、土留めをしながら進めています。

地中をコンクリートで固めることになることと段差ができるため、
後ろの少し高い私道からも流れてくることが想定される雨水の逃がし方についても打ち合わせ。

建て方のためのプレカット図やその次に付けるサッシについてはやり取りが順調に進んでいるので、
効率よく続けて土工事が進められるよう、すっきり晴れて欲しいところです。

これまでの設計の過程についてはコチラから >> テラスを最大限に楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
地盤改良の鋼管杭は擁壁下にも配置。際のものは高さを合わせてカットし、全箇所フタをして溶接予定です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
擁壁の基準となる場所についても再度確認。ブロック塀は隣地の中にあるので、この手前に型枠を組みます。

楽々ハウス 現場がスタートしています。

2016年09月6日

家事ラクで楽しむリフォーム・楽々ハウスも現場がスタートしています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

イメージする住まいを固める作業に少し時間がかかり間が空きましたましたが、
8月に入ってまとまり、お盆明けより解体工事から始まっています。

今回は下地も含めてすべて壊して作り直すスケルトンリフォームで、
すべての解体を終え、床と天井の下地工事が順調に進んでいます。

解体後、想定より少し不陸があったため、床の高さ、天井の高さともに少し調整をしましたが、
設備の配管等には大きな問題もなく、設備も含めた位置出しの確認を行い、
週末にはお施主さんと一緒に、現場確認を行いました。

これまでにあった間仕切り等のなくなった解体後の現場は、風通しもよく気持ち良いのですが、
風通しの良い、気持ちよく暮らせる住まいを完成させていきますので、
関係者の皆様、改めましてどうぞよろしくお願い致します。

今回の工事は諫早(いさはや)建設さんにお願いし、
今後は定期的に現場打ち合わせを行いながら進めていく予定です。

これまでの設計の過程はコチラから >>楽々ハウス:家事ラクで楽しむリフォーム

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
キッチンの位置を大きく移動。明るく家族の顔の見えるキッチンに変わります。

テラスを最大限に楽しむ家 地盤改良工事を行っています。

2016年08月24日

テラスを最大限に楽しむ家の、地盤改良工事を行っています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今週の頭より、地盤改良工事が始まっています。

今回、敷地の前面までの道路が狭く、入ることのできる車両や重機に制限のあることから、
直径115ミリほどの細めの鋼管杭を均等に多く打つ方式を採用しています。

間隔は1.5m間隔で建物の下と敷地奥の擁壁の下とで6本×7列の合計42本。
一度では打ち込めない長さなので、途中で鋼管を溶接して継ぎながら打ち込んでいきます。

今週は不安定な天気が続き、突然の雨などお天気の様子を見ながらの作業となりましたが、
本日で打ち込みはすべて、無事に完了。
この後は擁壁と壁を支える底盤の工事へと進んでいきます。

地鎮祭後の段取り等に時間がかかっていましたが、
また気を引き締めて、現場と協力して進めていきますので、
関係する皆さま、改めましてよろしくお願い致します。

これまでの設計の過程についてはコチラから >> テラスを最大限に楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ある程度打ち込んだら鋼管を継ぎ、溶接をしていきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
まだまだ暑い中での作業ですが、見事なチームワークで順調に進んでいきました。

夏季休業のお知らせ

2016年08月10日

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まんぼうは、8/10(水)~8/15(月)まで、夏季休業とさせていただきます。

皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承の程宜しくお願い申し上げます。

※写真は去年のキャンプから見た景色。

今年も夏休みは林間でリフレッシュしてくる予定です。

メゾネット二世帯リフォーム 基本設計が完了しました。

2016年08月5日

メゾネット二世帯リフォームの基本設計が完了しました。
160804_01

少し更新が開いてしまいましたが、春先より進めていたメゾネット二世帯リフォームでは、
基本設計が完了し、実施設計に移行しています。

細長い建物の賃貸部分も含むリフォームとなるため、施工会社による現地の確認も含めて、
予算内でどこまでできるのか、についての見極めの調整に少し時間がかかり、
複数の施工会社に追加での見積もりをお願いしていましたが、
無事に基本設計段階での方針を確定し、引き続き詳細な設計を進めています。

様々な箇所の素材の見え方、使い勝手など、部分的なスケッチを追加しながら、
課題となっていることも整理し、調整をしていく予定です。

これまでの設計の過程はコチラから >>メゾネット二世帯リフォーム

テラスを最大限に楽しむ家 地鎮祭を行いました。

2016年06月20日

週末はテラスを最大限に楽しむ家の地鎮祭を行いました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

少し時間がかかりましたが、6月に入って確認申請も無事に許可が下り、
調整していた見積もりもまとまり、夏のような好天の中、週末は地鎮祭を行いました。

同時期に分譲されたお隣がほぼ完成し、隣には壁が建ちましたが、
少し高台の真南からの日差しもこの季節は十分入るので、午前中でも日陰が少なく、
魅力的な環境であることを改めて確認しました。

地鎮祭では、四方祓いの後、設計者である私たちまんぼうが鎌(カマ)を使って草を刈り、
お施主さんが鍬(クワ)を使って耕し、今回の工事を行う本間建設の石川さんが鋤(スキ)で土を盛り、
関係者全員が玉串を捧げ、最後に皆でお神酒をいただき、無事に終了。

施工会社とお施主さんとで近隣にもあいさつにお伺いさせていただき、いよいよスタートです。

地鎮祭は行う内容は同じでも、神社さんによって少しずつ異なる部分もあり、
何度も経験していても慣れることが無く、神主さんのお声で改めて気持ちが引きしまる時なのですが、
この時に感じる気持ちを忘れずしっかり進めていこうと思いますので、関係者の皆様、よろしくお願い致します。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

地鎮祭についてはコチラから >>地鎮祭を行いました。中野M

160620_03
この視点よりも高い10mレベルにもテラスを作り、この見晴らしの良さも最大限に取り込む計画です。

音楽を楽しむ家 こちらもあと少しです。

2016年06月7日

音楽を楽しむ家もあと少しのところまで進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

足場が外れた後、完了検査、施主検査も無事に終わり、
今週末の引き渡しに向けて進んでいます。

この週末は施主施工することになった、マグネット塗料+黒板塗料塗りも行い、
まんぼうも微力ながらお手伝いをさせていただいて、こちらも無事に完成。

施主施工の範囲ということで、施工会社の方々はその場に居つつも当初は見守ってくださっておりましたが、
やはりいろいろ気になってしまうものか(笑)いつしか参加してくださってました。

今後は一部手直し、調整工事、クリーニング等が入り、引渡しです。

初めてお会いした時から1年半ほどの間にはお子さんも大きくなり、
いろんな場所を走りまわったり楽しんでくれるのが、とても楽しみになっています。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
1階は白と黒のシンプルなつくりで、玄関の土間には白玉砂利を埋め込んでいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
キッチン廻り。大きな窓の上から持ち出したアングルの先には、吊り照明が取りつきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
左の黒枠サッシの中が家族の共通の趣味の場の音楽室。天井の高いリビングからお互いが見える場所にあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
左の壁が黒板壁。合板の上に塗っているので木目が浮き出る壁になっています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
三角屋根の中はロフトになっていて、上からもいろんなところに繋がっています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
今回の照明器具は埋め込み以外はすべて、お施主さんセレクトの施主支給。統一感のある素敵な器具が入っています。

犬と暮らす二世帯 オープンハウスのお知らせ

2016年05月31日

犬と暮らす二世帯の完成まであと少しとなりました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

先週には完了検査が終わり、週末には二度目の施主検査を行い、
一部未施工部分の完成と、手直し、クリーニングと進んでいます。

お天気の影響で玄関前の土間コンクリートの打設日程が調整となりましたが、
衛生器具や電気設備の器具、カーテンレール、ハンガーパイプも無事に設置完了となり、
明日のお引き渡しへと進んでいます。

<オープンハウスのお知らせ>
少し近い案内となりましたが、クライアントのご厚意により、下記の日時にて、
「犬と暮らす二世帯住宅」のオープンハウスをさせていただくことになりました。

日時:6/5(日)、11:00~16:00
場所:横浜市鶴見区

ご希望の方は、mambo@mambo-aa.jp までご連絡ください。
折り返しメールにて詳細な案内を差し上げます。

三世代二世帯が犬やウサギと楽しく暮らす住宅です。
お母様の居場所であり共有の場所となる1階と、大きなテラスがあり回遊できる2階が、
中庭を介して緩く繋がり、お互いが楽で気持ちよく過ごせることを大事に計画しています。

ご都合がよろしければ足をお運び頂き、感想等お聞かせ頂けると嬉しいです。

これまでの設計・監理の過程はこちらから >>犬と暮らす二世帯

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
通りを入ると奥に見えてきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
2階の制作キッチンも完成。造作した脚部にステンレス天板を載せています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
2階のプライベートな回遊テラス。元気なワンちゃんのドッグランにもなる予定です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
1階のすべての場所からアクセスできるテラス。これからの季節は水遊びの場にもなりそうです。

犬と暮らす二世帯 足場が外れました。

2016年05月23日

犬と暮らす二世帯の現場では、先週足場が外れました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

外部の木パネルや目透かし貼りと塗装も進み、全景が見えてきました。

中では塗装工事も進み、今は家具工事が1階と2階で進んでいますが、玄関のスチールサッシも取り付けが終わり、
中庭側の足場も外れたので全体が明るく風通しも良く、現場の人たちも休憩の時は巣然とここに集まっています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

玄関の外にはスチールの庇を設置。
土間はこれから打つのでもう少し床が上がりますが、3枚引きで大きく開く、開放的な玄関になっています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして玄関ホールの正面に見える中庭も足場が無くなりすっきり広々と。
玄関の場所になる南側のボリュームを平屋としているので、太陽高度の低い冬でもかなりの日差しが入り、
その周りにある諸室が明るくなる計画ですが、このあたりは想定通りで一安心。
まだこの上にデッキを貼って仕上げますが、みんなで楽しめるプライベートな中庭になる予定です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2階も施主施工であった壁の塗装もとても綺麗に出来上がっていて、建具も付いて、ほぼ完成の形に。
天井にはパイプを通しでつけて、日常はサンルームとしても使います。
右側の少し低い建具は階段をふさぎ、元気なワンちゃんたちとお子様のためのゲートとすることで、
テラスからぐるっと繋がる遊び場にもなる予定です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

リビングの正面には、黒板塗装の壁も完成。まだ器具付けや建具の設置などが残っていますが、
こちらもほぼ全景に。

週末にはまず現況での施主検査を行い、今週は完了検査と完成後の施主検査と、
少しあわただしくなっていますが、完成に向けて進んでいます。

これまでの設計や監理についてはこちらから >>犬と暮らす二世帯

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
正面の大きなサッシの内側にある個室。この部屋もとても気持ちの良い場所になっています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
リビングの黒板塗装の下にはマグネット塗装も忘れずに。3度塗りをしているので磁石の吸い付く壁になっています。

音楽を楽しむ家 こちらも仕上げが進んでいます。

2016年05月13日

音楽を楽しむ家の現場も、内外の仕上げが進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

犬と暮らす二世帯住宅と竣工時期が近いため、こちらも少し慌ただしくなっていますが、
下地となるボードと合板貼りや作り付け家具、外壁の吹付仕上げが進み、
今回はブロック積みのキッチンの脚部や外部も含め、仕上がりのイメージがずいぶんと見えてきています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回はお施主さんのイメージもあり、縦の目地を通す芋目地ではなく馬目地で、
表しのところでは表面の目の細かい化粧ブロックを使用し、化粧積みとしています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ダイニング側から手元が見えにくいようにブロックを立ち上げ、一番上にはスチールのプレートを設置。
キッチン側には加工中のステンレス天板が載る予定です。

この段階まで進むと現場で決定しなければいけないことはずいぶんと減ってきましたが、
こちらも気を抜かず。集中していこうと思います。

これまでの設計・監理の過程はコチラから。 >>音楽を楽しむ家

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
家族の趣味の場となる音楽室。外部側は2重サッシとしています。

犬と暮らす二世帯 内外の仕上げが進んでいます。

2016年05月10日

犬と暮らす二世帯では、内と外の仕上げが進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

外回りでは、先に貼られていた黒の板金工事の他、ボリュームとして作っている木パネル貼りと、
中庭に面する吹付仕上げの3種類がほぼ出来上がり、樋工事と木パネルの塗装をしたら足場を外す予定です。

室内では合板仕上げ貼りが進み、連休からはお施主さん施工の塗装のための下地が進行。
それぞれの工事が現場に入っている材料を動かしながらのため、
手の届きにくい天井など工事で塗装する箇所との日程調整に少し時間がかかったりもありましたが、
それぞれの箇所でいろんな作業が進めています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2階リビング周りの壁は、正面の黒板塗装以外は全て施主塗装範囲なのですが、
とても丁寧なパテとヤスリがけまでが完了していて、週末に塗装へと進みます。

お母さんの1階ではシステムキッチンが入り、あとはクロス貼りと設備の器具付けと、
一部造作としている家具が終わればほぼ完成の予定。

引き渡しに向けて少し慌ただしくなっていますが、工事は内と外と進んでいます。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
1階はキッチンが入り、天井の梁表し仕上げまで完了。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
天井は工事で施工。塗った面にホコリがつかないように、大工さんは外の工事を進めています。